元横綱朝青龍関が知人男性に暴行したとされる問題で、日本相撲協会の理事会が「泥酔状態にありながら暴力を振るっていないと断言する元朝青龍の発言は、信ぴょう性に欠ける」と結論付けていたことが16日、分かった。
協会は同日までに、今回の問題をめぐる中間報告を文科省に提出。この中で「本人が暴行を認めておらず、協会の調査能力にも限界がある」として、正式な処分を行わなかった経緯を説明した。
ただ、「暴力を振るった覚えはない」などとする元朝青龍関の発言については、4日の理事会で「信ぴょう性に欠けるとの認識を共有した」と明らかにした。
川端達夫文科相は16日の閣議後記者会見で「最終的な報告を受けてから、対応を判断したい。やはり、横綱がこういう形で引退したことは極めて深刻だ」と述べた。
【関連ニュース】
・
【特集】朝青龍騒動記〜ついに引退表明〜 ・
【相撲コラム】土俵百景 ・
〔写真特集〕貴乃花親方 ・
〔写真特集〕大相撲 横綱朝青龍 ・
「衝撃に包まれる」=朝青龍引退で韓国通信社 ・
枝野氏を行政刷新相に起用(時事通信)・
<金元死刑囚>めぐみさんに「会った」と証言 日本政府に(毎日新聞)・
包丁準備し侵入か=監禁場所を現場検証−石巻3人殺傷・宮城県警(時事通信)・
足利再審 「無罪の言い渡しがされるべきことは明らか」論告全文(産経新聞)・
「のど治らず麻薬」詩音被告、入手先言えない(読売新聞)